ドラゴンボール 悟空の戦闘力について考察!

スポンサーリンク
ドラゴンボールの記事
孫悟空の戦闘力
スポンサーリンク

今回はドラゴンボールの主人公の孫悟空の戦闘力について紹介します!スカウターでよく数字で表現されていたアレです!それではいってみましょう!

「戦闘力(バトルパワー)」はもともとサイヤ人やフリーザ軍のスカウターが表示する“戦闘時の気”の総量で、地球の武道家が鍛える気功とは同じ概念です。測定範囲は機器の耐久限界次第で、1万を超えると計器が発火する描写もありました。序盤は公式ガイド『大全集』や誌面付録に具体的な数値が多数掲載されましたが、フリーザ編以降は作者・鳥山明が「数字遊びはやめる」と方針転換したため、公式値はほぼ打ち切られます。以降は読者・ゲーム制作者・アニメスタッフが補完する形で“推定値”が語り継がれている――これが戦闘力議論の大前提です。​

制作著作:ドラゴンボールZ

第1期:サイヤ人〜フリーザ編 ― 公式最大値150,000,000への到達

制作著作:ドラゴンボールZ

では、まず孫悟空の戦闘力をドラゴンボールZのサイヤ人編からフリーザ編までみていきましょう。

●ラディッツ戦:戦闘力416 → 924
修行直後の悟空は416。重い胴着を脱ぎ、かめはめ波を溜めると924まで上昇し、ピッコロの魔貫光殺砲1,330と合わせて辛勝します。ラディッツ本人は1,500で、数値上は約3.6倍の格差でした。​

●ベジータ戦:〈Over 8,000〉からの界王拳×3=21,000超
地球帰還直後、悟空の平常時は「8,000以上」。界王拳で気を瞬間的に3倍に引き上げ、2万超でベジータ(18,000)と渡り合いました。ここで“倍率技”という概念が明示され、以降の推計の土台になります。​

●ナメック星:90,000 → 界王拳×20=1,800,000
超重力修行を経て到着時のベースは9万。界王拳×10で90万、×20なら180万。とはいえギニュー隊長のボディチェンジで大幅に消耗したため、この理論値をフルに出せた描写はありません。​

●最終決戦:3,000,000(フルパワー)→ 超サイヤ人1=150,000,000
回復後の素の悟空は300万。フリーザ最終形態(全力)1億2000万とほぼ互角ですが、“怒りの超サイヤ人”で5 × 10^7の壁を突破し、一気に1億5000万へ到達します。公式が提示した最後の絶対値はこの150,000,000です。​

第2期:セル〜魔人ブウ編 ― 測定不能化と“kili”システム

制作著作:ドラゴンボールZ

続いて、セル編から魔神ブウ編までみていきましょう。

●公式数値の空白を埋めた“kili”
魔人ブウ編冒頭、バビディの部下ヤコンが持つ計測器は気を「kili」で表示。SS1悟空は3,000 kili、ヤコンは800 kiliでした。ジャンプ付録によれば1 kili=50,000 BPなので、3,000 kili≒1億5千万と計算でき、フリーザ編の公式値と矛盾しないのが面白い所です。​

●ファン推定:ブウ編SS3悟空=150,000,000,000
公式が沈黙する中、『Vジャンプ』読者投稿やゲーム攻略本はSS3の倍率を“4,000倍”前後と仮定。近年まとめられたリマスター推定では、ベース3億7500万 → SS1 18,750,000,000 → SS2 37,5億 → SS3 1500億 が一応の通説です※。​

※鳥山明による明確な数値提示はなく、あくまで愛好家コミュニティの算定。

第3期:『超』時代 ― 神の領域と身勝手の極意の「無限大」

制作著作:ドラゴンボール超

続いて、ドラゴンボール超の悟空の戦闘力をみていきましょう。

●超サイヤ人ゴッド(SSG)
『神と神』でビルスが「まだ6割」と評したSSG悟空。正確な戦闘力は示されませんが、後年のパンフレットで“ゴールデンフリーザ100京(10^20)”と記載されており、ビルスを上回ると言われる身勝手の極意・極はさらにその先と推測されます。​

●身勝手の極意“極”=測定不能のステージへ
大会終了後、ウイスは「今の悟空の力は数値化が無意味」と発言(アニメ131話)。公式媒体でも“UNMEASURABLE”としか表記されず、戦闘力議論は“兆(10^12)→京(10^16)→垓(10^20)以上”という指数遊びに移行しました。ここから先は「計れる機械が存在しない」という演出が、作品世界そのものの公式見解といえるでしょう。

孫悟空の戦闘力まとめ 数字で読み解く悟空の成長曲線
  1. 初期(416)から超サイヤ人大台(1億5000万)までは公式ガイドが詳細にフォロー。
  2. セル編〜ブウ編は公式沈黙ゆえ、ジャンプ誌面・ゲームの値(kili換算)+ファン計算が主流。
  3. 『超』以降は「測定不能」が公式設定。ゴッド化によって従来のスカウター方式は完全に崩壊し、戦闘力は“物理演算を超えた神域”として扱われる。

かつては“数字のインフレ”が読者のワクワクを生んでいましたが、現在は「数値化不能=未知の余地」を残すことで物語の天井を曖昧にし、悟空の成長物語を継続させる仕組みに変わりました。とはいえ、416→150 Mという公式区間だけでも約3600倍。悟空の歩んだ修行の密度は、いまなお数で語るに値するロマンといえるでしょう。

コメント

タイトルとURLをコピーしました