さて、今回は最近急成長の動画サービスについて考えてみます。
これからは動画の時代が来るぞ来るぞとツイッターでも話題にあがりますね。
有料動画配信サービスの利用者が2015年で約1000万人、
5年後の2020年には約2000万人になるだろうといわれています。
つまり5年で2倍の利用者になる。これはかなりの衝撃。
日本の人口でいうと6人に1人は利用している計算になる。
ではどういう動画サービスが伸び、既存のテレビ局や新聞社はどう対応していくのか
みていきましょう。
①今注目の動画サービスは…
②動画サービス本格化の時代到来を受け、テレビ局や新聞など巨大メディアの対応
③5Gの到来
①今注目の動画サービスは…
●Amazonプライム・ビデオ
アマゾンが行う動画サービスで
年額3900円を支払うプライム会員向けに提供する動画配信サービスの一つ。
本業は通販事業でプライム会員が世界で1憶人以上います。
資金力がある世界企業なだけに、今後どんな展開をしてくるのか楽しみなところですね。
最近では、ダウンタウンの松本さんがAmazonプライム・ビデオ限定で
バラエティ番組を始めて人気を集めています。
●Hulu
世界で2000万人以上の会員をもつアメリカ発の動画配信サービス
月額933円で5万本以上の作品を見放題というのが大きな魅力。
コスパ抜群なので、初めて利用する有料動画サービスとして人気ですね。
スマホにダウンロードして楽しむことも可能です。
日本テレビが関わっている動画配信サービスですね。
②動画配信サービス本格化の時代到来を受け
大手テレビ局の対応
では、既存の大手テレビ局はどんな対応しているのか?
民放5局が中心になって立ち上げた番組配信プラットフォーム「Tver]
Tverは地上波で流れたテレビドラマなどの番組を放送後の1週間無料で配信する
いわゆる見逃し配信を主力とするサービス。
みなさんも利用したことがあるのではないでしょうか?
TV局では1年間各局から一人、配信にかかわるエンジニアが
このTVerに出向させ、配信事業に関する
様々なテクノロジーやウェブ動画のノウハウを学ばせているのだとか。
そしてそれぞれ独自のプラットフォームで役立てようというみたいです。
フジテレビなら、FODプレミアム、日本テレビならHuluですね。
今後は、動画配信サービス主力の時代を切り抜けるためには、
ウェブ動画に関する運営と制作のノウハウを持つ人材の確保が大切ということらしい。
最近はサイバーエージェントとテレビ朝日が組んで2016年4月に開局した
「AbemaTV」の存在も注目しておきたい。
ライブストリーミング形式で複数のチャンネルで番組編成されていることが特徴
24時間無料で配信。
番組では「72時間ホンネテレビ」などが話題となりましたね。
スマホアプリでは3000万以上のダウンロードを記録している。
開局から2年半で着実に成長しているが右肩上がりの成長といえばそうではなく、
今年は週間視聴者数が横ばいになってきているとのこと。
話題のある番組が必要が求められているみたいです。
とはいえ、週間視聴者数500~600万台は驚異的な数字と思います。。
③5Gの到来
2020年にはやってくるといわれている5G。
高画質、大容量のデータ通信が可能になり
映画やドラマだけでなく、ニュースなどあらゆるコンテンツが動画化される時代がきます。
つまり今以上に手軽に動画を楽しめてしまう時代がくる。
テレビの前だけではなく、場所を選ばずスマホがあれば楽しめると
テレビ番組を制作している私としては、WEBコンテンツを意識した
番組制作についていろいろ学んでいく必要があるなと感じています。
またWEBコンテンツはネット環境があれば生み出せる状況でもある。
やはり、今以上に個人の力が影響力をもてる時代になってきたと感じています。
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