ガンダムジークアクスの魅力を徹底解説!

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ガンダムジークアクス
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2025年1月に劇場先行版『‐Beginning‐』が IMAX まで席巻し、4月からは日本テレビ系火曜深夜枠で毎週放送が始まった『機動戦士 Gundam GQuuuuuuX(ジークアクス)』。ファーストガンダムの歴史が“もしシャアが赤いガンダムを鹵獲したら”という分岐を迎えた〈もう一つの宇宙世紀〉を舞台に、地下格闘技“クランバトル”と巨大企業の思惑が交錯する――その強烈な設定と山下いくと氏デザインの尖ったMS群がアニメ・ガンプラ界に新風を吹き込んでいる。今回は主役機《ガンダム ジークアクス》を軸に作品の魅力を徹底解説していきます!

作品世界と制作陣 ― サンライズ×スタジオカラーが描く“もう一つの宇宙世紀”

制作著作:サンライズ スタジオカラー

本作最大の話題は、サンライズと『エヴァ』のスタジオカラーという“東西の巨艦”が初めて手を組んだ点だ。監督は鶴巻和哉、シリーズ構成は榎戸洋司&庵野秀明という豪華布陣。物語は宇宙世紀0079、一年戦争の真っただ中でシャアがガンダムを奪取した瞬間から始まり、0085のサイド6〈イズマ・コロニー〉へ一気にジャンプ。そこで女子高生アマテ・ユズリハ(通称マチュ)が闇バトル“クランバトル”に身を投じ、試作MS《ジークアクス》を駆る──という筋立てだ。従来の“正史”を大胆に折り曲げたことで、シャアやザビ家の運命まで新解釈で描かれる点がコア層を熱狂させている

主役機《ガンダム ジークアクス》徹底分解 ― オメガ・サイコミュと変形ギミック

  • ガンダム ジークアクスの基本スペックとデザインについて紹介していきます!
  • 型式番号:g-MSΩ
  • 全高:18.3 m/本体重量:43.6 t(推定)
  • 武装:ビーム・シュナイダー×2、フェイズシフト・ライフル、内蔵式ビット6基 ほか
  • 特徴:オメガ・サイコミュ、コクピット可変、頭部“ツインアイ⇄ユニアイ”変形
制作著作:サンライズ スタジオカラー

ジオン公国が極秘裏に開発した次世代試作機。《赤いガンダム》(g-MSα)が積むオリジナル“アルファ・サイコミュ”を解析し、ニュータイプ用にチューニングしたのが“オメガ・サイコミュ”だ。起動時には胸部リングと額部レンズが紫に発光し、頭部が展開してエヴァ風ユニアイにロックする。

機体を託されたエグザべでは起動できず、イズマ・コロニーでの戦闘中の混乱に乗じてアマテ・ユズリハに反応して初起動を果たす。オメガ・サイコミュ起動時は拘束具を兼ねる頭部ブレードアンテナが解放され、ツインアイが露わとなる。コックピット内の脳波コントロール用のインターフェースが出現して、サイコミュによる機体制御が可能に。制式武装は頭部バルカン砲2門、ビーム・ライフル、環状の刃を発生するビーム・サーベル2基、シールド。また、両肩内部にスモークディスチャージャーが搭載されている。これに加えて、アマテはジェジーのザクが装備していた民生品のトメノスケ・ヒートホークを使用する。

物語を動かすキャラクターと MS バトル ― “クランバトル”が示す新機軸

制作著作:サンライズ スタジオカラー

『ジークアクス』最大の実験は、ガンダム世界に非合法の賭け試合の内容を取り入れたこと。軍や連邦の思惑を離れ、学生・民間ザク・軍警ザク・ザクポメラニアンズ仕様など異色の機体がリングに並ぶ光景は壮観。MS同士がアリーナで斬り結び、観客がビットコイン系トークンで賭けるという21世紀的アップデートは、eスポーツ感覚で若年層を取り込むことに成功した。 ちなみにクランバトルは、機体の頭部破壊を目標にするなどパイロット死傷に繋がりにくくするルールこそ設けているが、そもそも宇宙でのMS戦という、命がけの危険なものとなっている。

戦闘演出も“山下いくと版ガンダム”らしくナノラミネート装甲の質感や発光パターンを前面に押し出し、従来の宇宙世紀よりもコントラストの強い色彩設計。赤いガンダム が空間を縦横に疾走しながら光の軌跡で巨大なサークルを描く“サイコミュ曼荼羅”が圧巻でした。TV 版なのに劇場並みの作画密度を見せつけ、「深夜アニメ枠に来るレベルじゃない」と SNS がバズったのは記憶に新しい。

商品展開とファンの反響 ― HGキットと“賛否両論”デザイン論

バンダイスピリッツは TV 放送開始と同時に HG 1/144 ジークアクス を発売。胴体フレームにポリキャップを使わない新世代構造で、頭部可変を差し替えなしで再現できる意欲作だ。予約段階で即完売し、二次受注が決定するもいまだ品薄が続く。

プラモデルは下記のアマゾンから購入できます!

Amazon.co.jp

一方でデザインをめぐる論争も熱い。従来の宇宙世紀ファンからは「エヴァっぽ過ぎる」「アンテナが長過ぎる」といった批判も上がるが、若年層・女性層を中心に「細身でスタイリッシュ」「フェイスが可愛い」といった支持も多く、“賛否両論=話題性” がさらなる注目を呼ぶ好循環を生んでいる。 

販促面では米津玄師書き下ろしの主題歌「閃光Ω」が Spotify 週間再生数1位を獲得し、タイアップ MV に HG ジークアクスの 3DCG が登場したことで “玩具×音楽”のシナジーも話題に。さらにアマゾン Prime Video での国内最速配信が決まり、配信3日で国内アニメランキング1位を獲得するなど、ガンダムシリーズ屈指のメディアミックス成功例となりつつある。

まとめ――ジークアクスが提示した“令和ガンダム”の可能性

制作著作:サンライズ スタジオカラー

ジークアクス は単なる最新作にとどまらず、

  1. サンライズ×カラーの化学反応
  2. ファースト改変という思い切った“if”
  3. クランバトル×サイコミュという現代的ガジェット
  4. 玩具と配信を一体化したビジネスモデル
    ――という四重奏で“令和ガンダム”の新たな基軸を提示した。まだ第5話時点で伏線は山積み、ジオン公国の行方もマチュの素性も不透明だが、ジークアクスという機体が“選ばれた者”をどう導くのか。ガンダム史を揺るがす実験作は、いままさに稼働を始めたばかりだ。
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