今回は2020年の鈴鹿８耐が中止となった話題です。
2020年10月30日から11月1日に開催予定でしたが、残念ながら新型コロナウイルスの影響で中止となりました。
その詳しい内容についてみていきます。
三重県夏の風物詩と毎年恒例となっていたバイクの祭典が中止となってしまったのは、
三重県出身の私としては悲しい結果です。
鈴鹿８耐とは‥‥鈴鹿８時間耐久ロードレース。ＦＩＭ世界耐久選手権の1戦として毎年夏に鈴鹿サーキットで開催される日本最大のオートバイレース。通称、鈴鹿８耐。
２～3名で構成されたチームによって競いあいます。お昼にレースをスタートし、8時間経過したときに最も多くの周回を重ねたチームが勝ちというレース。日本からはカワサキ、ホンダ、スズキなどおなじみのメーカーが参加している。2020年に開催されれば、４３回目の開催となる予定だった。初開催は1978年。
鈴鹿８耐中止詳細について
2020年の鈴鹿８時間耐久ロードレースの開催中止が決まりました。
モビリティランドの発表によると、国内外の新型コロナウィルスの感染拡大の状況を
還りみた結果の判断ということです。
コロナの影響により、海外から渡航の規制解除の見通しが立たないことも中止の大きな要因とのことです。
鈴鹿８耐は、鈴鹿における夏のビッグレースであり、ＦＩＭ世界耐久選手権の最終戦でもあります。
つまり海外のチームやライダーなしでは開催は難しいということ。
国際モーターサイクリズム連盟のジョージ・ヴィエガス会長は
つぎのようにコメントを述べています。
「日本で最も象徴的なレースであり、世界で最も重要なレースのひとつに数えられる鈴鹿８耐の中止を発表することは、私にとっても、全てのモーターサイクルファンにとっても、とても悲しいことです。
今年は鈴鹿８耐が世界耐久選手権に加わって４０周年を迎える記念すべき年であり、今、私がただひとつ申しあげることができるのは、来年はこれまで以上に素晴らしいものとして開催されるだろうということです」
「日本の政策を理解するとともに、これまで鈴鹿８耐を開催すべく、ご尽力いただいたモビリティランド、ユーロスポーツ・イベンツ、ＭＦＪに深く感謝いたします。２０２１年にお会いしましょう！」
鈴鹿８耐チケットの払い戻しについて
なお、4月30日までに発売のチケットの払い戻しについては鈴鹿サーキットの
公式サイトに掲載されていますのでそちらをご参照ください。
今回、初開催となった１９７８年以来、はじめて７月から１１月への開催変更をしても、コロナの壁を乗り越えられなかったのは残念ですが、ぜひ来年は開催されることを期待されることを胸に、しばし耐えしのいでいきたいですね。
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